骨盤がん

骨盤がんについて

全身を蝕むがん細胞。ガンは全身のどこにでも発症する可能性がありますが、骨盤などの骨にがんが起きることもあります。骨に起きるガンは悪性骨腫瘍(あくせいこつしゅよう)と呼ばれていて、骨からガンが始まったケースと、他の臓器に発症したガン細胞が転移して骨に移ったというケースとに分類することができます。

他の臓器からの転移ではなく骨にがんが発症するというケースはそれほど多くなく、100万人に対して4人程度とかなり低い発症頻度となっています。その中でも多いのは骨肉腫(こつにくしゅ)と呼ばれるタイプのガンで、100万人に2人という確率で発症します。未成年など若い年齢で起きるのが特徴的で、化学療法や手術による治療が一般的なようです。

中高年に多く発症するのは軟骨肉腫というタイプのガン。良性の骨腫瘍が悪性のガンに変化することが多いのですが、転移するリスクは低いため、手術で取り除く治療法が一般的です。

一方、癌細胞に侵された臓器からの転移では、周辺臓器への転移が多いため、骨盤へのガン細胞転移なら小腸や大腸、子宮、膀胱、前立腺、卵巣などの臓器に発症したガン細胞から骨盤へ転移してしまうことが予想できます。もちろん、発症したガン細胞が骨盤から遠く離れている部分にあっても、血液やリンパに乗ってがん細胞が骨盤にたどり着くという可能性もあります。

骨盤ががん細胞に侵されたら、最初のうちは足が痛くなったり、長時間歩き続けると疲れてしまうという症状が起きるようです。慢性的な運動不足でも同じような症状が起きるため、なかなか自分で気づきにくいのですが、足がずっと痛かったり、長時間歩くのが難しい場合には、もしかしたらガン、そしてそれが骨盤に転移していることも考えられるので、一度専門家を受診してみたほうが良いでしょう。

以前にがんを経験し、治療して克服した人でも、10年ぐらいは注意が必要です。ガンは放置しても風邪のように自然治癒してくれるわけではないので、早めに発見して早めに治療を始めることをお勧めします。

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