骨盤神経

骨盤神経について

骨盤を通っている神経は骨盤神経と呼ばれていて、排尿機能と大きな関係があります。

私達は生まれた時から排尿をしていますから、深くメカニズムを考えながら尿をしているという人はかなり少ないはず。ほとんどの人は、トイレに行きたいなと思ったらトイレに行き、自然にさっと排尿できるのではないでしょうか。このうち、「トイレに行きたいな」というのは排尿反射と呼ばれていて、骨盤神経や下腹神経などとの連携プレーで、「そろそろトイレに行った方が良いですよ」という信号が脳へ送られます。すると脳から、泌尿器系等へ指令が送られて、排尿がスムーズにできるわけです。

人間の体は全身くまなく神経が張り巡らされていて、それぞれの神経は異なる働きをしています。私達が排尿する場合でも、一つの神経だけが働いているというわけではなく、複数の神経がそれぞれの役割を果たすことによって、私たちは意識せずにスムーズな排尿ができるというわけです。

このうち、骨盤神経が担当しているのは、膀胱体部排尿筋という筋肉。トイレに行って排尿するときには、骨盤神経から送られた信号が膀胱エリアの筋肉を収縮させることで、尿を体外へと排出することになります。膀胱体部排尿筋に作用している神経は他にも下腹神経がありますが、下腹神経はない尿道括約筋前立腺や外尿道括約筋などもコントロールしているという特徴があります。

こうした神経が正常に機能しなくなると、どのような現象が起きるのでしょうか?骨盤神経が異常をきたすと、排尿機能が正常に機能しなくなってしまいます。尿を我慢できなくなっておもらししてしまう尿失禁という症状が起きることが多いようです。

尿失禁は、誰でも年齢によって膀胱周辺の筋肉が低下してくれば起こる可能性がある症状です。くしゃみをしたり、少し力を入れた時に思わず出てしまったり、トイレを我慢することができなかったり、尿が出にくくなる排尿障害をおこしたり、いろいろな原因や症状が起こります。排泄障害があると泌尿器科系統に異常があるような気がしますが、骨盤神経のような神経に異常がある場合にも排尿障害を起こすことは少なくありません。

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