白髪が作られるメカニズム

老化現象の代表的な症状の一つでもある白髪。白髪とは、どのようなメカニズムで作られるのか,気になったことはありませんか?

 

私たちの黒髪には、メラニン色素が含まれていて、メラニン色素が多ければ多いほど、髪は黒くなります。しかし、加齢によってメラニン色素を作る機能が少しずつ低下してしまうため、髪に含まれるメラニン色素の量が少しずつ少なくなってしまいます。それが、髪が黒さを失ったり、白髪になってしまう原因となります。

 

アラフォーを過ぎると、少しずつちらほらと白髪が目立ち始めてくる人も多いと思います。自分自身の白髪を見てみると、髪の付け根からいつの間にか白い白髪が生えていたり、髪の途中から白髪になっていたり、白髪にもいろいろなパターンがあることに気が付くと思います。実際に黒かった髪が白髪に変身してしまうタイミングはそれぞれで、
・髪が生え変わるタイミングで白髪になる
・髪の途中でメラニンが不足し、そこから先が白髪になる
・病気などで突然白髪になってしまう
のパターンが多いようです。

 

加齢による白髪は老化現象なので、誰でも遅かれ早かれ白髪が現れてきます。しかし、若いうちから白髪が多くて困っている場合には、遺伝性の白髪だったり、栄養不足やストレスなど生活習慣が原因の白髪ということも考えられます。

 

遺伝と白髪の関係は、はっきりと解明されていない部分もあるようですが、遺伝によって若白毛になることも少なくありません。しかし、同じ家族は同じような生活習慣をしていたり、同じような食生活をしていることが多いため、生活習慣や食生活の中で特定の栄養が不足してしまうことが原因で、白髪になりやすくなっていることもあるようです。

 

白髪ができやすい人は、ビタミンやミネラル、タンパク質などメラニン色素の活動を活発にできる成分を積極的に摂取するように心がけながら、血行促進したり、内臓の働きを活発にしてあげるような生活習慣を心がけてみてください。もしかしたら、生活習慣を改善することによって白髪を改善できるかもしれませんよ。

 

白髪の原因

白髪にはいろいろな原因があります。

 

・加齢
アラフォーを超えた人に見られる白髪の多くは、加齢による白髪と言われています。髪の黒さを作っているメラノサイトという細胞は、加齢によって少しずつ機能低下してしまいます。メラノサイトが機能低下することによって、髪が黒さをキープできなくなり、だんだんと髪が白くなってしまうわけです。

 

・遺伝
白髪と遺伝の関係ははっきりと証明されているわけではありませんが、子供のころから白髪が多かったり、20代なのに白髪が多い人などは、遺伝性の白髪と言われています。自分だけ白髪が多いことによって精神的なストレスの原因にもなってしまうので、子供の白髪の場合には、白髪染めを使ったりして対応している人が多いようですね。

 

・疾患
白髪という症状が現れる貧血や胃腸疾患などもありますが、どんな病気でも、病気になると体の体力が奪われてしまうため、少ない体力は疾患を治療するために優先的に使われます。そして、あまり優先順位が高くないメラノサイトの活動などは一時的に機能低下してしまうために、白髪が現れることもあるようです。一時的なメラノサイトの機能低下による白髪の場合には、病気を治療して体力が回復すれば、白髪も自然に回復することが多いようです。

 

・生活習慣
喫煙、ストレス、運動不足、睡眠不足など、血行が悪くなるような生活習慣を続けていると、毛細血管隅々まで十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、それが白髪の原因になることもあります。生活習慣は自分で心がけることで改善できますから、できるだけ規則正しく疲れを翌日まで残さないような生活を心がけ、白髪の原因を減らすようにしたいですね。

 

・食生活
血行を悪くしてしまうような食生活をしていると、白髪が増えてしまうこともあります。皮脂が多い食生活、糖分の取りすぎなどはNGです。ビタミン類、ミネラル類、コラーゲンやタンパク質などを積極的に摂取することが、白髪予防につながります。

 

白髪の場所とその原因

加齢による老化現象、ストレス、食生活、生活習慣など、白髪ができる原因は様々ですが、白髪が頭部のどんな場所にできるのかによって、その白髪の原因を大体突き止めることができることはごぞんじですか?

 

こめかみや顔回りに白髪が現れやすい人は、もしかしたらストレスが原因で白髪を誘発しているのかもしれません。こめかみの周辺には神経がたくさん通っていて、脳と体との指令のやり取りをしています。疲れてきたり、ストレスを感じるとこめかみの部分が痛くなったりしませんか?それは、こめかみ周辺の神経細胞が疲れているということなのです。

 

そんなあたりにできる白髪は、神経細胞の機能低下によって周辺の毛髪細胞に十分な栄養や酸素が行き渡らないことで起こることが多いようです。自分自身ではっきり意識しているストレスもあれば、自覚していなくても体が反応してしまう場合もあるので、アロマでストレスを解消したり、お風呂や睡眠などでストレスを取り除くケアを心がけましょう。

 

頭のてっぺん部分に白髪が現れやすい人は、もしかしたら紫外線を無防備に浴びることによる白髪なのかもしれません。頭のてっぺん部分は、人間の体の中でも最も紫外線をもろに受けやすい部分。紫外線を受けることでその部分の皮膚細胞や毛髪細胞の活性酸素が増えて、酸素や栄養素を受け取りにくい状態になっているのかもしれません。帽子をかぶったり、できるだけ紫外線を無防備に浴びないような工夫が必要です。

 

こめかみ部分や頭頂部ではないけれど、いつも同じ場所に白髪ができてしまうという人もいますよね。その場合には、もしかしたら、髪を触る習慣が白髪を引き起こしているのかもしれません。たとえば、髪の分け目部分に白髪がたくさんできてしまったり、髪の癖を直すためにドライヤーをかける時間が長い場所があったりする場合には、その部分の頭皮をこすったりして刺激を過度に与えていることが、白髪の原因なのかもしれません。分け目は定期的に変えたり,ドライヤーは常に動かしながら一定の場所に長時間連続してかけることがないように気を付けることで解消できます。

 

白髪の改善成分

白髪を改善する効果のあるサプリなどは、体内から白髪を改善できるアイテムとして人気があります。そうした白髪改善サプリには、白髪をできにくくする効果が期待できる成分や、頭皮や毛髪に必要な栄養素が凝縮されていたりするので、白髪ができやすい人ならぜひトライしてみたくなりますよね。

 

白髪の改善成分には、どんな成分があるのでしょう?

 

・ミネラル成分
ミネラル成分の中でも、カルシウムは髪を黒く丈夫にする働きがありますし、髪の黒さをキープする働きをしているメラノサイトを活性化する働きもあります。カルシウムが豊富に含まれている牛乳や海藻などを食事で摂取するのも良いですが、確実にミネラル成分を摂取するなら、サプリも良いでしょう。また、亜鉛成分も白髪改善効果が期待できます。

 

・ビタミン類
ビタミンにもいろいろな種類がありますが、白髪を改善する効果が期待できるのは、ビタミンAとビタミンCです。その中でもビタミンCにはアンチエイジング効果があるので、毛髪細胞に含まれている活性酸素を取り除き、メラノサイトの働きを活性化する効果も期待できます。

 

・アミノ酸
髪の主成分はタンパク質とアミノ酸。その中でも、アミノ酸は髪を疎く丈夫にしてくれる働きをしているので、美しい黒髪を手に入れるためには必要不可欠な成分。牛乳や緑黄色野菜などにもアミノ酸はたっぷりと含まれていますが、サプリなどを利用して効率的に摂取するのもおすすめです。

 

これらの成分は、毎日の食生活の中で摂取することができる成分ばかりです。あっさり系の和食が中心の食生活なら、サプリなどを利用しなくても食生活の中で十分な量が摂取できているかもしれませんが、外食が多かったり、洋食が多い家庭、肉や揚げ物など脂の摂取量が多い家庭などでは、白髪改善のために十分な成分が摂取できないことも少なくありません。

 

また、体質などによって、食べると体調を崩してしまう食材もあったりしますよね。そんな場合には、サプリメントを利用して効率的に白髪改善成分を摂取する方法がおすすめです。白髪改善のためとはいえ、無理に食べれない食品を食べて体調を崩してしまっては意味がありませんから。